タイの車窓から
ゴーメンに連れてこられたのは、駅
改札はない無人駅
ガイドブックに載るタイ語を参考に、ゴーメンにどこへ行く?と聞いたけど、いつもの笑顔返しのみ
10分ほどで電車が来た
木製の4人がけの椅子に座った
電車が出発してしばらくすると、車掌が来て、ゴーメンは行き先を伝えて、3人分の切符を買っていた
たぶんだけど、運賃をそんなに払っていないから、電車からはすぐに降りるのかなと思った
大間違いだった
一時間は乗った頃、車窓から見える景色もどんどん田舎へ向かっているものへ変化していた
ただ、窓がほぼ全開なので、避けきれない風にあたっていて、時として気持ちよさを感じつつ、木製の椅子でお尻が痛くなってきていた
電車内では売り子さんが、お惣菜やお菓子や飲み物を売りに来ていた
ゴーメンチョイスで、私達にコーラと青いマンゴー(砂糖付き)を買ってくれた
青くて固いマンゴー、しかも砂糖をつける食べ方、一回きりでその後食べることはなかった
コーラは苦手、友達も
そんな中、急に電車が止まった
駅ではなくまるで関係ないところで
30分くらい停車した後に発車
タイ語がほぼわからないので、何の事情もわからなかった
その後、更に一時間ほど電車は走り、ようやくゴーメンからもうすぐ着くみたいな合図
一体どこに着いた⁉️
外を見ると、AYUTTHAYAと書いてある
これはアユタヤってところ?
日帰りツアーで友達と明日行こうかと思っていたところ?
電車を降りる時、段差が50センチくらいあって、ずっと座っていた私の足はその段差に対応できず、あやうく転落するところでした